[アドセンス]
FX実戦編の2回目の記事になります。
前回の記事がこちらですね。
『初めてのFX、初心者が10万円で月5万稼ぐ為のFX実戦勝利講座①』
前回の記事では、
通貨ペアの選択、
レバレッジ&資金管理、
複数口座での取引、
についてお話ししました。
今回は、
ローソク足チャートを使っての、
短期取引についてのお話になります。
短期取引とは、
デイトレードやスキャルピングのことですね。
大体の方が、
スイングトレードやスワップトレードより、
こちらの方に関心を持っていると思います。
ちなみに、基礎編をまだお読み出ない方は、
わかっていてもザッと目を通していて下さいね。
『中高年引きこもり君の為の初心者最恐FX講座①〜⑤まとめ【基礎編】』
取引のためのFX口座の準備、整えましたか?
デモトレードで結果を出してからの実戦ですよ。
あなたの大事な「お金」を使うんですから。
『FXとは何?という初心者にお勧めのFX会社一覧とFX基本のブログ』
[アドセンス]
1.短期取引はテクニカルに集中
●なぜテクニカルなのか?
外国為替の相場がどう動くのか、
何が要因で動くのか、
これを明確に答えられる方なんて、
いないと思います。
各国の通貨政策や経済状況が主たる要因といわれますが…。
でも、わかりませんね。
ただ、これだけは言えると思います。
私たちは為替相場で勝てばいいんです。
何が原因であるか…。
そんなことは、分からなくてもいいんです。
勝つために必要なこと、
それには「テクニカル分析」に集中する事なんだと思います。
「テクニカル」とは
相場の動き(上昇や下落のトレンド、幅、変化率など)に着目して、先の動きを読もうとする考え方です。
相場は上がれば、下がり、
下がれば上がります。
相場の動きの規則性や傾向に注目するやり方と言えるでしょうね。
これとは反対に、世界の政治状況や経済環境などに注目するやり方もあります。
それが「ファンダメンタル分析」と呼ばれるものです。
株式相場の場合、
景気がよくなって企業業績が改善したから株価が上がる、といったことです。
外国為替の場合、
通貨間の金利差がどうなるのかとか、
最近の日本なら、
日銀のマイナス金利政策が終わろうとしているなどの噂が出てくると、
円高になりやすい、といったことです。
しかし、私のようなごく普通の個人投資家には、
ファンダメンタル分析は複雑すぎてよくわかりません。
世界中の経済動向、それぞれの国の金利動向など、
プロでもなかなか分析しきれないのに、
素人と変わらない私が、
ファンダメンタルをうんぬんしても始りません。
それよりは相場の動き、つまりチャートを見て、
その動きに神経を集中させる方が効率的だし、
短期の見通しは立てられると思うのです。
もちろん、ファンダメンタルを全く無視するわけではなく、
重要な経済指標が発表される時は、
無理にトレードせず、
相場の動きがはっきりするのを待ちますね。
テクニカル分析 | ファンダメンタル分析 |
チャートを見る | 経済状況・政治動向など外的要因を分析 |
ローソク足をはじめ、移動平均線・MACD・ストキャスティクスなど使用 | 金利・経済政策・原油価格・要人発言 |
過去の相場の動きから将来の動きを予想 | 個々の外的要因による相場への影響を予想 |
中短期のトレンドを予想 | 中長期なトレンドを探る手法 |
[アドセンス]
2.エントリーのタイミング
●短期取引で重要なのはエントリーのタイミング
スキャルピングやデイトレで重要なのはエントリーのタイミングです。
基本は下がりきったと思われるところで【買い】、
上がりきったと思われるところで【売る】ことです。
その判断は「ローソク足」が基本になります。
『中高年ひきこもり君のための初心者最恐FX講座③【チャートって?】』
『中高年ひきこもり君のための初心者最恐FX講座⑤【本番前の練習】』
この二つの記事中に掲載の、
ローソク足・トレンド基調の画像で説明しているように、
上昇基調のとき、ローソク足がこの形になったら、
そこから反転して下がる確率が高いとか、
逆に下がってきたときに、この形が出たら、
そこから反転して上がる確率が高いとかいう
経験則があります。
これは凄くわかりやすいし、
私も実際にその経験則を学んで参考にしています。
ところが、ローソク足を見てはいるけど、
よく分かっていない方も多いのではないかと思います。
パターンを全て覚えろとは言いませんが、
基本的な形ぐらいは覚えていた方がいいと思いますよ。
スキャルピングやデイトレで勝つ人というのは、
やはりローソク足をきちんと読めている人ではないでしょうか。
ローソク足のチャートをきちんと読めるだけで
勝つ確率は確実に高まるはずですよ。
●初心者におススメのテクニカル分析
私はさらに、
このローソク足チャートに移動平均線(特に20日の移動平均線を重視)を重ねて
上昇、下降のトレンドを見ます。
そして「ゴールデンクロス」や「デッドクロス」を目安にエントリーするのですが、
ときには相場がその通りに動くとは限りません。
チャートでは上昇のサインが出ているのに、
実際の相場では下がってしまうという「嘘のシグナル」を【だまし】と呼びます。
この【だまし】に遭いにくくするため、
他の分析も組み入れます。
私がよく使うのは
「MACD(マックディー)」というチャート分析です。
MACDも、移動平均線と同じ様に
「ゴールデンクロス」や「デッドクロス」を目安にします。
ただし、MACDのクロスと普通の移動平均線のクロスとでは、
タイミングが前後するので、その判断には経験と勘が必要だと思います。
もうひとつ、私がよく使うのは「ストキャスティクス」というチャート分析です。
これはその通貨が売られ過ぎか、買われ過ぎかを見るものです。
これだけを単独で見ることはありませんが、相場がグーっと下がっているときに売られ過ぎていたら、その後、上昇に転じる確率が高いなと判断できます。
ほかにも、「ボリンジャーバンド」とか「RSI」を見たりもしますが、
初めての人は、
まずローソク足、移動平均線、MACD、ストキャスティクスあたりを組み合わせて、
タイミングを判断するようにしたらいいと思います。
3.利益は決済して初めて確定
エントリーはローソク足チャートが基本ですが、
そこに、複数のチャート分析を重ねて判断していけば、
そこそこ勝てるようになるはずですよ。
あなたが事前に決めておいた
「マイルール」通りに決済&損切りが出来ていれば、
少なくともマイナスになることは無いはずです。
その決済&損切りについてですが、
基本は、損は早めに小さいうちに損切りし、
逆に利益は最大まで引っ張ること。
やってみると分かりますが、
損切りはストップを必ず設定しておくことで徹底できますよね。
しかし、利益を伸ばすというのがなかなか難しいのです。
例えば、私の場合、「押し目」のところで反転するのではないかと思い、「もういい、ここで確定だ」となりがちなんです。
それで、また最初の予想通りに動き始めると、
あわてて再エントリーする始末に…。
それでは、スプレッドの分、利益が目減りしてしまいます。
利益をいかに大きく伸ばせるかが課題ですね。
でも、再度言っておきますが、
決済しなければ、利益確定ではないのです。
利益を大きく伸ばすのが難しいのは、たぶん皆さん同じだと思うんです。
損の回数を減らして、
利益確定のプラス決済の回数を増やすように心掛けることが
一番いいのかなと思っています。
まとめ
「押し目」に惑わされないひとつのやり方としては、
チャートの表示を「ローソク足」から「平均足」に切替えて、参考にすることです。
これは「ローソク足」とは違って、
相場が上昇傾向か下降傾向かというのを分かりやすく表示したもので、
相場のトレンドの変わり目が分かりやすくなっています。
もちろん、万能ではありませんからね。
ローソク足チャートをベースに各種テクニカル分析を組み合わせていけば、
かなりの確率で勝てるようになるはずです。
いろんなパターンを経験しながら勝てる回数を増やして行きましょう。
損切りは必要経費と思って下さいね。
どんなプロトレーダーでもやっていることです。
基本知識の習得とマイルールの徹底が、
勝ちの回数を増やしてくれます。
[アドセンス]