FXトレードをやっていくうえで、ヒトそれぞれですが、
取引手法が大切になっていきます。
手持ちの資金、時間や、レバレッジ、どこまでの勝ちを目指すのか、
などで必然的に手法が決まってきます。
今回の記事は、その取引手法等についての説明・解説になります。
また、一番最後に、付録記事として、FX会社6社を紹介しています。
それぞれの会社に特徴がありますので、クリックしてみて、
自分の好みのFX会社を見つけ出す作業を始めてもいいのかな、
と思います。
この次の記事でこの6社の特徴などを記事にしますね。
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FX4つの取引手法とは?
FXの取引手法には大きく分けて、
①スキャルピング
②デイトレード
③スイングトレード
④スワップトレード
という4つの手法があります。
①スキャルピング
【一回の取引の期間】:数秒~数分
【狙い】:為替差益(安く買って高く売る、高く売って安く買う)
【メリット】:短期間で決済するので早く結果が出る。
ほとんどチャートのみの判断に専念できる。
ポジション保有時間が短いのでストレスが少ない。
【デメリット】:PC画面に集中している必要がある。
一回で大きな利益は難しい。
【レバレッジ度】:20倍でも可(ただし損切りポイントは厳守)
【その他】:ここぞという瞬間、素早くクリックしないといけません。
反射神経の勝負です。
②デイトレード
【一回の取引の期間】:数十分~1日以内
【狙い】:為替差益(安く買って高く売る、高く売って安く買う)
【メリット】:1日以内という自己制限をかけるので、負けても仕切り直しがし易い。
チャート中心で判断するので初心者にもやりやすい。
【デメリット】:相場の流れを読む勘と経験が必要。
単純ながら奥が深い。
【レバレッジ度】:~15倍まで(損切り価格の設定は必要)
③スイングトレード
【一回の取引の期間】:数日~数週間
【狙い】:為替差益+スワップ金利
【メリット】:あまり時間の取れない忙しい人でも取引可能。
【デメリット】:デイトレに比べ、利益も損失も大きくなりやすい。
【レバレッジ度】:~10倍まで(損切り価格の設定は必要)
④スワップトレード
【一回の取引の期間】:数カ月~
【狙い】:スワップ金利
【メリット】:外貨預金より効率的
【デメリット】:相場が大きく動くと金利分以上の為替差損が発生する
【レバレッジ度】:~5倍まで(損切り価格の設定は必要)
★全ての取引手法に共通する最も大切なこと
まずは、自分に遭った取引手法を見つけ出すことですね。
実際、自分の手持ち現金の半分は「あっという間に無くなる」
と思って臨んだ方がいいと思います。
なぜ、そうなってしまうのか。
それは、チャートの読み方とか、相場勘とかが身についていないことが
短期的には直接の原因かもしれません。
でも、大きな原因は他にあるんです。
それはずうっと付いて回ることなんですが、
貴方の感情のコントロールが出来ていないことが大きな原因だと。
私もこれが原因でいったん止めてしまいました。
この感情のコントロールさえ出来れば、結果は付いてくるはずです。
私も、負けた時でも感情が動かなかったら、
再度参入して勝てていましたからね。
そして感情に動かされてしまうことを前提に、【感情的大きな負け】
の防止策が、『損切りポイント』の設定です。
損切りは、スキャルピングの時でも事前に登録しておいた方がいいですね。
市場では何が突然起きるかわかりません。
数年前にスイスフランショックということが起きました。
あっという間にドル円、ユーロ円、ポンド円、等が数円が動いたのです。
私はその下落ポジションをとっていたので良かったのですが、もし買いのポジションで、
損切り設定していなかったらと思うとゾッとしましたね。
とにかく、「これは失敗したな」と感じて、自分のポジションと逆行していたら、
損切りしましょう。
【損切り】の事前設定機能が各FX会社には備えられているので、
必ず設定しておきましょう。
そして、負けた時には頭を冷やして、翌日再トライ。
これを徹底すれば勝てるようになりますよ。
私もわかってはいるんですが…。
練習は必要!
●練習にはデモトレード
FXの各会社には「デモトレード」と呼ばれる模擬取引の画面・機能が、
無料で提供されています。
その会社の取引システムを使いながら、
本番と同じ様な感覚で取引を体験することが出来るのです。
チャートのローソク足の動き、流れ、を見て「この先どうなるのか」などを
自分で予測してみましょう。
そして【買い】【売り】の注文の出し方、決済注文の出し方などを
自分でやってみて下さい。
各社の取引システムにはいろいろな機能がついていますから、
それらも一通り動かしてみましょう。
●デモトレードは自動車教習と同じ
自動車を運転する場合だって、何の教習も受けずに、練習せずに、
いきなり公道に出ますか?
間違いなく事故を起こしますよね。
もしくは怖くなって公道上で立ち止まってしまい右往左往。
FXも同じですよ(笑)
先ずは、デモトレードで必ず練習して下さい。
各社の取引システムも、車に例えれば、
初心者向けのコンパクトカー、最新鋭のハイブリッド車、
ものすごい運動能力に優れたスポーツカー、などタイプいろいろ。
試乗してみて、自分にあったものを選ぶことが大切です。
そして、何もひとつだけに絞らなくていいのです。
収益を出し、長く続けている方ほど、いくつものFX会社に口座を持っています。
それら複数のFX会社の「いいとこ取り」をしているんです。
口座を持つのにはお金がかかりません。
銀行口座に申し込むのと同じです。
●デモトレード、最低10日はやろう
私が先輩から数年前に習った時の練習メモから、スケジュールをまとめてみました。
たぶん、この通りにやって失敗は少なくなると思います。
練習時の通貨ペアは【USD/JPY】でやりましょう。
いつもニュースで出てくる、【ドル円】ですね。
ただし、この【USD/JPY】相場が動かないこともあります。
その時には【GBP/JPY】でやりましょう。
激しく動くことで有名な【ポンド円】です。
別名【悪魔の通貨】【殺人通貨】といいます。
それだけ激しく動くのです。
レバレッジを低くしての取引が望ましいですね。
実際にリアルマネーでやるときも低ロット(低レバレッジ)で。
★デモトレード練習スケジュール
全ての練習はデモトレード用のチャート画面を見ながら
真剣勝負のつもりでやって下さいね。
ゲーム感覚では身につきませんよ。
1日目【 買い】(ロング)と【売り】(ショート)の注文を出し、決済する練習
2日目 【指値】(自分の希望価格)でエントリーする練習
3日目 【指値】(ストップとリミット)で決済する練習…「利益確定」「損切り」
4日目 ローソク足の期間を変えながら、トレンドを判断する練習
5日目 週末を越えるときの練習
6日目 ローソク足に移動平均線を加えてのトレンドの反転を読む練習
7日目 注文の枚数を増やしてみる練習
8日目 本気で勝ちを意識してトレードする練習
9日目 〃
10日目 〃
※1日のトータルで勝てるようになったら、
実際のリアルマネー取引に入りましょう。
一度も勝てないようなら、最初からもう一度やり直しですね。
まとめ
今回は、取引手法と損切り設定の大切さ、練習にはデモトレードがいい、という記事でした。
どれも言葉でしか説明していません。
実際にFX会社のデモトレード画面をインストールして
「わけ分かんないけど、やってみようかな」
というのがこれからは大切になってきます。
実際にマウスを動かして、エントリーしてみて、決済する。
この動きをスムースに出来ることや、チャートを見ながら、自分の予測が正しいのか、間違っているのなら、何故か?
等々をデモトレードの中で掴んでいくことが大切です。
自分の感情をコントロールしながら、手持ち資金の管理をしながら、収益を出すノウハウを身につけるのは、そう容易いことではありません。
しかし、そのノウハウを身に着けたら面白いようにお金が増えて行きますよ。
私も昨春のトルコリラショックのときに感情的にならず、損切り設定を怠っていなかったら…と思っています。
でも、まあ一年以上かけて頭を冷やすことが出来たと思って再トライです。
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★★前回のFX記事★★
中高年ひきこもり君のための初心者最恐FX講座③【チャートって?】
付録
FX会社の紹介①
FXの会社って結構な数があります。
そして参加者は複数の会社を利用している方がおおいんです。
なぜか?
会社ごとに特徴があること、そして初回キャンーぺーンの受け取るメリットが大きいからなんですね。
今回は簡単に6社を紹介します。
[DMM FX A8]
[ライブスター証券 afb]
[JFX afb]
[オアンダFX afb]
[外為ジャパン A8]
[ライオンFX afb]
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FX会社選びの参考にして下さい。
『FXで大損した私が使っていたFX会社と、初心者にお勧めのFX会社』