[アドセンス]
FXの魅力ってなんでしょうね(笑)
いずれ記事にしたいテーマです。
いま思うことは、
数千円~でも始められる、
平日24時間いつでも取引可能、
そして私はこれが一番なのかと思います。
FX会社のデモトレード機能が充実している点です。
いつでも、実際の値動きと同じ画面で練習できることです。
今回は初心者が本番前には必ずやっておくべきデモトレードについての記事です。
前回の記事で10日間の練習メニューを提示していました。
見ていない方は、こちらのページをお読みください。
中高年ひきこもり君のための初心者最恐FX講座④【4つの取引手法】
[ブロードネット&365 afb]
1日目.【買い】(ロング)と【売り】(ショート)の注文を出すエントリーの練習
4日目.ローソク足の期間を変えながら、トレンドを判断する練習
6日目.ローソク足に移動平均線を加えてトレンド反転を読む練習
8も説明しますが、ホンキの実践練習です。
[アドセンス]
1日目.【買い】(ロング)と【売り】(ショート)の注文を出すエントリーの練習
【売り】【買い】の注文を出すエントリーの練習からスタート。
通貨ペアはニュースでも馴染みのあるドル円(USD/JPY)にしましょう。
このドル円に動きが無い時は、GBP/JPYにしましょう。
このポンド円は動きがありすぎて「殺人通貨」とよばれるほどです。
ポンドがらみはすべて激しく動くと思った方がいいですね。
●通貨ペアの表記について
USD/JPY ⇒ ドルを円に換算するといくら?
GBP/JPY ⇒ ポンドを円に換算するといくら?
GBP/USD ⇒ ポンドをドルに換算するといくら?
という意味です。
USD/JPY = USD ÷ JPY
ですね。
ちなみに
GBP/USD = GBP/JPY ÷ USD/JPY
となります。この計算式でのGBP/USDの値が理論値になります。
現実の値と理論値はだいたい合っていますが大きく異なる時には、
この三つの通貨のどれかが異常値になっていることになり、大きく動く可能性がありますので、ポジション取りには注意を要します。
●トレードに適した時間帯
8:50 ~ 9:10
9:20 ~ 10:20
15:00 ~ 19:00
21:00 ~ 24:00
この4つの時間帯に集中しましょう。
だらだらやるのは時間のムダですし、
ポジションとりたがる悪い癖がつきやすいです。
「ポジポジ病」といわれています。
ポジションをとるということは、実弾が飛び交う戦場に立つことを意味します。
できるだけ戦場に立つ回数が少ないことに越したことはありません。
集中力を要するのがFXです。
集中する場面を絞りましょうね。
●PC画面
PC画面に表示されたチャートには、
【売り(sell)】と【買い(buy)】の値段が表示されます。
チャートを開いたら確認する癖をつけてくださいね。
チャートにもいろいろありますが、
まずは基本のローソク足チャートで学びましょう。
●注文のタイミング
チャートで相場が大きく下がって、次は上がるだろうというところで【買い】、
逆に大きく上がって次は下がるのではというところで【売り】を出します。
何度かやると分かりますが、相場は上下します。
それも単純ではなく、大きく上がって、次は下がるかなと思ったら、
少しだけ下げてまた上がり始めたり、逆もあります。
こういう
上昇基調の途中の小さな下げ、
また下降基調の途中の小さな上げ、
を『押し目』といいます。
最初の予想通りに相場が動けばよし、
残念ながら逆に動いた時も、
10分から20分くらいで取引を終わらせるため、
決済注文しましょう。
※決済はエントリー注文と逆の注文になりますね。
1日目はこれを何度か繰り返してみましょう。
なお、会社によって違いますが、
FXの取引は通常最低単位が1万通貨です。
これを「1ロット」とか「1枚」と表現します。
たとえば「ドル円」で1枚買うと、1万ドル、
つまり108万円分くらいのドルを保有するわけです。
そして、相場の価格は5ケタの表示を基準にします。
この5ケタの表示の最小ケタをピプス(pips)といいます。
たとえば、
ドル円では108.69円などと表示され、最小ケタの「9」のところ、
0.01円単位のところ、
つまり1銭が相場変動の単位(1ピプス)ということになります。
※108.694円などと6ケタ表示の会社が増えてきました。
この6ケタ表示の最小ケタは、0.1ピプス(0.1銭)になりますね。
[DMM 横 afb]
2日目.「指値」でエントリーをする練習
●「成り行き」と「指値」
注文の出し方について、バリエーションを練習しましょう。
注文の出し方には「成り行き」と「指値」があります。
1日目にやった普通の【買い】【売り】の注文が「成り行き」注文です。
これはその時のレートでお任せです。
まあ、いわゆる「時価」というやつですね。
注文を出してから成立するまで、コンマ数秒間が空くので、その間にレートが動くこともあります。
109.562円になった、【買い】だ、と注文を出しても、
約定した価格は109.565円になったというのはよくある話です。
「指値」注文はこれとは違い、
「いくらで買いたい」「いくらで売りたい」という
希望を出して注文するものです。
相場のレートがその指値になれば売買が成立しますが、
相場のレートがそこまでいかないと、注文は成立しません。
指値注文の仕方は、各社のシステムで多少違いがあると思いますので、
それぞれ確認してみて下さい。
※IFO、OCD、IFDなどの専門用語がありますがこれらも指値注文の一種です。
私は使ったことはありませんが(笑)
[外為ジャパン A8]
●「指値」注文の目的
「指値」を使うのは、二つの目的の為です。
★できるだけ「安く買い」「高く売る」ため
相場がそろそろ底かな、天井かな、というとき、少しでも安く、または高くエントリーするために、あと少しの所を見はからって「指値」を出すわけです。
うまくいけば、その分だけ利益が大きくなります。
★画面をずっと見ていられないときのため
「このあたりまで行けばいいかな」というラインを自分で決めて、
「指値」で注文を出しておきます。
そしてその価格になれば自動的にエントリーが成立します。
「指値」で注文を出す時に便利なのが、トレンドラインをひいてみることです。
上昇相場の時はローソク足の底を、
下落相場の時はローソク足の天井を
結んでみましょう。

マイノートから。トレンドラインの引き方
これを何回か繰り返してみましょう。
[オアンダFX afb]
3日目.「指値」で決済する練習
次は決済の際に「指値」を出す練習です。
●「リミット」と「ストップ」
決済の際の「指値」には、
利益を確定させるための「リミット」と、
損失を一定以上膨らませないための「ストップ」があります。
【買い】のポジションを持っている場合、「リミット」は一定の”値上がり”、
「ストップ」は一定の”値下がり”を見越して入れます。
【売り】のポジションを持っている場合は逆ですね。
●「ストップ」は重要
タイミングを見計らってエントリーしたら、
このリミットとストップを入れます。
入れ方ですが、最初はリミットとストップを同じ幅で入れましょう。
例えば、
リミットを+10ピプスとしたら
ストップも-10ピプスとします。
慣れてきたら、「リミット」を大きく、
「ストップ」を小さくしてみましょう。
●FXで勝つために最も必要なこと
FXで勝つために最も必要なことは、
「大きく負けないこと」
だと思います。
そのためには、
「ストップ」を毎回、必ず入れることですね。

マイノートから。リミットとストップの図解
左画像の通りですね。
相場ですから、極論をいえば、どっちに行くかは分からないんです。逆にいった場合のことを常に考えておくべきです。
しかし、何度か「ストップ」に引っかかったのに(損失が確定)、
その後で逆方向に持ち直すことは珍しくありません。
そんな経験をすると「もったいない」となって、
「ストップ」を入れなくなる人が多くなるのです。
しかし、「ストップ」には引っかかっていいのだと思います。
万が一、もっと損失が拡大していたら、大変なことになります。
「この程度の損失で済んでよかった」
と思いましょう。
6年前くらいでしたか、私が引きこもっていた時、
そしてFXを始めた年でもあったのですが、2月くらいだったかな、
スイスフランショックということが起きました。
一瞬で、いきなりスイスフランが大きく下落したのです。
いや暴落ですね。
その影響は全ての通貨ペアに波及しました。
直接関係のないドル円でも数円の下落(円高ですね)。
この影響で複数のFX会社が倒産という話も聞きました。
私はこのときユーロ円の売りポジションを持っていたので助かり、
3円ほどの差益を得まして助かりましたが、
ストップを入れていませんでした。
大きな利益を得ながらも震えましたね。
逆にポジション持っていたら元金の大半を失っていたのかもと
ゾッとしたんです。
マーケットではこういう予期せぬ動きが必ず起きます。
そのためにも「ストップ」は必要なんです。
「ストップ」に引っかかってばかりの状態ということは、
エントリーのタイミングの見極めが甘いのでは?
という反省材料と捉えることが出来ますね。
極力、「ストップ」にかからない自信のあるタイミング
を見極める習慣を身につけましょう。
そのためにも「ストップ」は常に入れることが必要です。
10回エントリーした場合、
「ストップ」にかかるのを4回までに抑えることを目標にしてみましょう。
[ライブスター証券 afb]
4日目.ローソク足の期間を変えながら、トレンドを判断する練習
徐々に、取引の仕方に慣れてきたのではないでしょうか。
納得できないところがあれば、もう一度、
最初から自分なりにやり直してみて下さいね。
そろそろチャートの見方に移りましょう。
ここまでは15分の「ローソク足」を使ってきました。
ローソク足には、他にも、
1分、5分、10分、30分、1時間、2時間、4時間、1日、1週間、1カ月
といった期間の種類があります。
期間が長いほど、過去にさかのぼってデータが出てきますし、
1本のローソクが完成するまで時間がかかるので、
幅が大きくなり、より長期のトレンドが分かります。
1日、4時間、1時間、15分という具合に、
長い期間から短い期間へと順次、表示を変えて、
それぞれのトレンドをつかんでみましょう。

マイノートから。時間足ごとのローソク足判断
すると、
「どの期間(足)で見ても上昇トレンド(または下降トレンド)」
とは限らず、
「1日足と4時間足で見ると上昇トレンドなのに、15分足で見ると下降トレンド」
というふうに、
大きなトレンドと小さなトレンドが逆になることも珍しくありません。
基本的に、
トレンドが上昇基調なら【買い】のエントリー、
トレンドが下降基調なら【売り】のエントリー、
を考えます。
大きなトレンドと小さなトレンドが同じなら、
決済まで長めにひっぱります(大きな利益を狙う)。
大きなトレンドに逆らったエントリーなら、
早めの決済を心がけます。
大きなトレンド、小さなトレンドを見ながらの取引を練習しましょう。
[JFX afb]
5日目.週末を越えるときの練習
5日続ければ、どこかで週末にかかるはずです。
その場合の取引を経験しておきましょうか。
週末を超える場合、基本的にポジションは、
すべて決済しておいたほうがいいと思います。
土・日でなにが起きるかわかりません。
戦争が起きるかもしれません。
巨大地震が起きるかもしれません。
そういう予測不能なことが起きても、土・日には何もできません。
だから
ポジションを持ったままの翌週への繰り越しは、
ギャンブルに近いと思いますね。
勝つより大切なことは、負けないことですよ。
生き残ることが大切なんです。
ギャンブルトレードは禁物です。
週末は自分のトレードを見直したり、
ネット上や新聞などに出る「1週間の為替相場」の動きと、
来週の予想などに目を通してみましょう。
【FXで重視される重要な経済指標などの例】 | |||||||
全ての国 | 雇用統計 | 失業率や非農業部門の雇用者数。最も注目度高い | |||||
中央銀行の政策金利決定会合 | 各国内の政策金利を決定する | ||||||
アメリカ | GDP | 景気動向の重要指標 | |||||
貿易収支 | 基本的に赤字基調だが、予想とどの程度離れているかが重要 | ||||||
消費者物価指数 | インフレかどうかが金利動向に反映する | ||||||
住宅着工件数 | 景気を判断する指標のひとつ | ||||||
また、インターネットで調べると、
外国為替関係の重要な指標発表の日時をまとめたものがありますので、
どんな指標が重視されるのか、
翌週にはどんな指標の発表があるのか、
確認しておきましょう。
週明けは結構、相場が動くことも多いので、
ぜひ早起きしてPCを立ち上げてみましょう。
[ライブスター証券 afb]
6日目.ローソク足に移動平均線を加えてトレンド反転を読む練習
エントリーのタイミングについて、もっと考えてみましょう。
先ほど、「指値」のところで、
上昇トレンドや下降トレンドに乗ってエントリーする方法
を簡単に説明しました。
しかし、利益をより大きく取るには、
下降から上昇へ、
上昇から下降へ、
といったトレンドの転換を見つけることができれば、
より有利でしょう。
そのために役立つのが、移動平均線です。
移動平均線は、過去何日分かをさかのぼって、
その平均値をつないだものです。
これを2本以上表示して、その関係を見るのです。
どういう組合せがいいのか、本によって書いてあることがまちまちですが、
私は通常、
5日平均線と20日平均線の2本を表示させています。
そして、
20日の移動平均線より相場が上で動いている時が上昇トレンド。
下で動いている時が下降トレンドと見ます。
さらに、
5日の平均線が、
20日の平均線を下から上に突き抜けたときが
「ゴールデンクロス」といって
【買い】のサインととらえます。
逆に、
「デッドクロス」といって、
5日の移動平均線が20日の移動平均線を上から下に抜けた時は、
【売り】のサインととらえます。
この、ゴールデンクロス、デッドクロスを目安にエントリーしてみましょう。
FX会社のチャート画面には、
この移動平均線のような複数のテクニカルチャートを
同時に表示できるようになっています。
私は移動平均線とボリンジャーバンドを表示させていましたね。
一番チャート機能が充実していたのは
『LION FX』
だったと個人的には思っています。
[ライオンFX afb]
7日目.注文の枚数を増やしてみる練習
注文の枚数を増やしてみます。
慣れてくるまでは、1ロット(1枚、一万通貨)でトレードした方がいいのですが、
そろそろ2ロットとか3ロット、自信があれば5ロットでも注文を出してみましょう。
以前、私は1回のエントリーは5ロット~30ロットまでの範囲でトレードしていました。
取引額が増えると、使用する証拠金も増えます。
そして、1ピプス動いたときの利益・損失も
当然ですが、2倍、3倍、5倍になります。
このあたりの感覚をぜひ、デモトレードでつかんでください。
予想通りに相場が動き、利益がどんどん増えていくのは快感ですし、
逆に損失が増えていくと本当にドキリとしますよ。
1ロットでエントリーして様子を見て、
読み通りに相場が動いてきたら、
さらに追加でエントリーするとか、
状況に応じて自分なりに枚数を変えるやり方を
研究してみるといいでしょうね。
[オアンダFX afb]
8日目~10日目.本気で勝ちを意識してトレードする練習
いよいよ本気モードで、勝ちにいきましょう。
デモトレードだからといって、気を抜いてやるのはダメですよ。
デモで勝てなかったら、本番でも勝てません。
これからの残り3日間は、
はっきり勝ちを意識して、勝てるかどうかやってみましょう。
そして取引の記録をつけてみましょう。
エントリーした価格と決済した価格、
利益や損失の額のほか、
なぜそこでエントリーしたのか、
なぜそこで決済したのか、
ひと言でいいので
自分の判断基準を書いておきましょう。
大事なのは、勝率ではなく、トータルの結果です。
小さな損切り(ストップ)は気にせず、
たとえ9敗1勝でも、
トータルでプラスになっていればOKなのです。
[ライオンFX afb]
まとめ
ここまでやって、1日でもトータルプラスになるようなら、
本番に進んでもよろしいかと思います。
上手くいかない場合は、もう一度、
1日目からの手順でやってみて下さい。
1カ月ほど本気でやっても、
1日の取引全体でトータルが、
プラスになる日よりマイナスになる日のほうがはるかに多いようなら、
残念ながら貴方はスキャルピングやデイトレード向きでは無いのかもしれません。
FXをするなら、
外貨預金感覚のスワップトレードぐらいにしておいた方がいいと思います。
それでも銀行預金などよりは、ずっと効率よく資金は増やせます。
自分の向き不向きを見極めるのも、投資では大切な判断です。
[ブロードネット&365 afb]
★★前回の記事★★
中高年ひきこもり君のための初心者最恐FX講座④【4つの取引手法】
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