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1.はじめに
本日は、2019/12/30の月曜日です。
近くにあるイオンモールに自転車で買い物に行ったら、
家族連れや、子供たちで溢れていました。
おなじみの正月メロディが店内に流れていて、
歳末・正月を嫌でも意識させていましたね。
私は、いつもと変わらず早朝に仕事から帰ってきて、
仕事上がりの焼酎を一杯ひっかけて昼に起きた次第です。
今夜から1/1まで3連ちゃんの出勤。
1/2だけ休んで1/3~1/5まで、再度の3連ちゃん出勤。
何もやることないし、
誰かと逢うこともないから、
いいんですが…。
やはり、周りが華やかな季節になっているだけに、
寂しいというか、辛い感じにはなりますね。
今回は、会社から、
「入社してからの夜間の常駐警備について」
の社内広報誌用に原稿を頼まれたので、
その準備原稿として、
ここに記事として書いてみようかと思いました。
社内広報誌用は、
ちょっと嘘も書く必要がありますが、
ここでは赤裸々に書かせていただきますね。
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2.今日の本題『社内広報誌向け原稿-病院夜間常駐警備職を選んだ理由と勤務実態-』
①警備会社への病院夜間警備職求人に応募した理由は?
たまたま、求人案内(Indeed)にあったからです。
これだけでは、つまんないですよね(笑)。
なぜ決めたかというと、二点あります。
①多分、物腰の柔らかさを感じたからだと思います。
インディードという求人サイトに、
この会社の【病院夜間警備】職があったので、
応募フォームに入力して送信したら、
翌日には面接希望の返信がありました。
その返信メールの文言や、
実際に面接した際の方の話などに、
先ほどの印象を持ったのです。
②55歳の独身、
自営業廃業からの3回目の転職活動(この土地では初めての転職活動)、
腰部脊柱管狭窄症という腰痛持ち(15分以上は連続歩行できない)、
身寄りのない土地(この土地で最初の会社を半年で退職、郷里の福岡には身を寄せるところが無いし家賃が高い)、
何もお金を持っていない、
事業失敗からの破産から5年経っているものの、まだクレジットカードも持っていない…。
そういう事情がありましたので、
病院内の警備職は、自分にでも出来そうな仕事だと思えたのでした。
どういう会社なのか、という調査する余裕はありませんでした。
一ヶ月に15日前後の勤務しかできないと聞いて不満はありましたが、
ほかにコンビニバイトを兼業すればいいかな、
と思いましたので、
結局は「ま、いいか」という気持ちで採用通知を受けましたね。
付け足すと、
勤務中に何かの病気などで倒れても、
病院内だったら、孤独死を防げるかな、
という考えを持つようになりました。
55歳の独身オヤジですから、独りで身動き出来なくなるリスクがあります。
しかし、職場が病院内であることは安心できますね。
②今まで苦労したこと、逆に嬉しかったこと
・苦労
苦労は、まだ続いていますが、「仮眠」です。
1時間、2時間の時間で就寝~起床をやらなければいけない。
これって、難しいですね。
眠くなくても、眠っておかないと、いずれ眠くなる…。
わかっているから、何とか眠ろうとしても、いつのまにか1時間は経っている。
もう、今では身体を横にして目を閉じておくだけでいいや、という気持ちになっています。
無理に眠って、起きれないよりはいいと思います。
決まった時間に起きて、任務に就けないと、相方の警備員に迷惑をかけてしまいますから。
苦労という話とは別に、
つらい、
というか来院者へ申し訳ないな、
思う業務が有ります。
患者さんが危篤状態になって、
駆けつけてきた親族の方々への対応です。
夜間の病院はどこでも、来院者への「夜間来院記録簿」への記載を求めています。
私たちの夜間警備も、
夜間出入り口隣接の守衛室で、
夜間出入りするヒトの記録を管理しています。
当該のヒトたちに、
記録簿へ、患者さま名・来院者名・目的・電話番号の記載を求めます。
普通のお見舞いや、付き添いに来られる方々は、いいんです。
緊急事態の危篤になった患者さまに会いに来られた身内の方々が問題なんです。
もう亡くなってしまうかもしれない、という状態の時に、
警備員から、
「こちらへ記入をお願いします」
と言われたら…。
正直、”そんなの後からでいいでしょ!”
と言いたくなりますよね。
でも、後から書かせるのって大変なんです。
夜間の守衛室は、交代での独り勤務です。
そうそう持ち場を離れるわけにはいきません。
それに、患者さまが亡くなったら、悲しんでいる身内の方のとこに行って、
「すいません、これの記入をお願いします」
と言えますか?
・嬉しかった
あまり、「嬉しい」という気持ちを抱いたことはないですね。
ま、関係者から「ありがとうございます」
という感謝の言葉をいただいた時くらいですね。
入院している患者さんが、
看護体制が薄くなる夜間に、
見舞から帰られる来院者にまじって、
抜け出そうとする方も結構いらっしゃるんですよ。
私たちは、つねに出ていく方々を見つめています。
「あれ、この人なんか変」
と思う時には、だいたいが脱走患者さんなんですよね。
私たちの目を盗んで出ていった患者さまのことが発覚すると、
病院の中はちょっとした騒ぎになります。
監視モニターの録画映像をさかのぼって、
どっちに出て行ったかなどを確認したりする作業が、
病院管理部門のスタッフに発生します。
それを事前に、
脱走を試みる入院患者さんではないか?
と職質をして未然に防いだりすると、
当該患者さんの病室フロアの看護士さんからは感謝されたりします。
「助かりました。ありがとうございます」
と。
いずれにしても、
夜間の病院を出入りするヒトの監視は重要なんです。
③モットーは?
会社から求められる原稿の内容のひとつに、この問いかけがありますが…。
正直、そんなの持っていません(笑)。
何も問題を起こすことなく、無事に1日の勤務を終えることが出来たら、
自分としてはOKです。
準引きこもりの自分は、
ひっそりと勤められるのならば、それでいいと思っています。
④今後の抱負は?
何も問題を起こさないこと。
それに尽きます。
腰痛が治ればいいのですが、
これ以上悪くならなければいいです。
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3.おわり
このまま原稿を提出はしませんよ。
かなり修正して、警備会社社長さんが喜ぶような内容に化粧します。
ここでは正直に書いた方が、警備職に興味ある方に有益だと思います。
このページは、近いうちにもっとエピソードを書き込みますので、
再度ご訪問下さいね
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『精神病棟のすりガラス』・・・ちょっとドッキリした体験記事です(笑)
↓↓↓
『引きこもり予備軍55歳独身オヤジ非正規夜間警備員、病院巡回日誌2』
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『午前2時、”風邪っぽいんで今から診察してくれますか?”』
・・・考えてもらう記事です。まじめ系ですね(笑)
↓↓↓
『引きこもり予備軍55歳独身オヤジ非正規夜間警備員、病院巡回日誌4』
まとめました!
『…病院巡回日誌シリーズ』記事1~8までの紹介と各記事への入口記事になります。
『夜間警備員のお仕事-夜の病院巡回は不思議で驚きの事件がたくさん!』
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