都会の人、2019/8/5NHK深夜は視た?地方移住の怖さがわかる

私は、以前のいくつかの記事で、転職に伴う地方移住の危険性を訴えてきました。

この事件は、親の介護で生まれ故郷に帰らざるを得なかった保見死刑囚がなぜこんな犯罪を起こしてしまったか、という事件の背景が注目されています。

一晩で5人を殺害、という結果よりも、それに至る背景に【恐れていた普遍性】があると指摘されているからです。

決して特殊な背景ではないんです。

ひょっとしたら、私も、いやあなたも保見死刑囚と同じ経験をするかもしれません。

保見死刑囚の経験は、決して特殊ではないと思います。

この事件は、おそらくずうっと語り継がれていくと思います。

そして、都会から地方への移住の際には必ず生じる問題をはらんでいるケースだと言えます。

本記事中の画像はグーグル画像より引用

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※ 中高年引きこもり男による、同様の事件記事を過去から京都アニメ事件まで書いています。事件の内容、事件の背景、犯人の生い立ち、社会的な要因など…こちらの総集編記事に紹介しています。ご興味があればこちらの記事まで。

『中高年引きこもり男の事件簿。京アニ事件までのまとめ。各記事入口』

目次

番組名:事件の涙「隣人のはずだった~限界集落5人殺害事件~」

放送日2019年8月5日(月) 22:50~23:20

●放送内容

6年前、ホタルの舞うのどかな集落で、住民5人が殺害されるという事件が起きました。

犯行は故郷に、親の介護のためにUターンして暮らしていた男によるものでした。

当時の住民たちが重い口を開いてくれました。

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●背景の事件概要

山口県周南市の限界集落で、故郷に親の介護の為にUターンして暮らしていた保見光成死刑囚が、一晩のうちに住民5人を殺害、2軒の住宅に火を放った事件。

住民が語った言葉からは、都会から親の介護の為Uターンしてきた男と、昔から住んでいた住民たちとのすれ違いが、やがて埋められない溝となっていったことがうかがえます。

注:見ていない人はNHKだから再放送を待ちましょう。

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この事件の概略

※ 詳細は、次の記事で述べます(8月8日アップ

タイトル

『都会から出る人は危険!平成≪八つ墓村≫事件にみる地方移住のリスク』

今回の記事では、ウイキぺデイアをまとめてみました。

ウイキぺデイアは裁判で立証された事だけしか載せていませんので、本事件の真相とは異なっていますことを申し添えておきます。

真相は8/8アップの記事に述べさせていただきます。

犯行に至るまでの動機が生じた背景に普遍性があるのではないでしょうか。

都会から地方へ移住すると、大なり小なり今事件の犯人保見光成(ほみこうせい)死刑囚と同じ目に遭うでしょう。

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●山口連続殺害放火事件

発生日時:2013年(平成25年)7月21日21時ころ

発生場所:山口県周南市金峰(旧:都農郡鹿野町)の集落

加害者 :保見光成(事件当時63歳)

加害内容:加害者が自宅近隣に住む高齢者5人を殺害して被害者宅に放火

●事件発生から通報まで

事件当日21時ころ周南市金峰郷地区で50メートル離れた民家2軒にて相次いで火災が発生。

近所の住民から「近所の家が燃えている」と周南市消防本部に通報があった。

農業の女性A宅と無職男性A宅の2軒が燃えており消火にあたったが、2軒とも全焼した。

女性宅から1人、男性宅から2人の遺体が見つかり、それぞれ住民の女性Aと男性Aとその妻である女性Bと確認された。

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●捜査

地元警察署が放火の可能性があるということで捜査を開始したところ、火災のあった翌日に、火災現場近くの住居2軒で、それぞれの住民1名づつの遺体が発見された。(女性C、男性B)

これら計4軒の住宅は河川を挟んで半径300メートル以内の狭い範囲にあった。

5人の遺体はいずれも頭部などに殴られたような外傷があり、鈍器のようなもので殴打されたことによる頭蓋骨骨折や脳挫傷が死因だった。

山口県警は連続放火殺人事件と断定し、地元の周南警察署に捜査本部を設置。

横溝正史の小説に出るような手掛かり

焼失した女性A宅の隣家に川柳の貼り紙が…。

つけびして 煙り喜ぶ 田舎者

白い紙に毛筆の様なもので書かれていた。

捜査本部はこの家の住民であった保見光成を重要参考人として行方を捜索した。

また、事態の悪化を防ぐために、近隣住民5世帯9人に対して翌日朝まで現場近くの郷公民館に避難するよう呼びかけた。

●逮捕

火災発生から6日目の7月26日午前9時ごろ、県警機動隊員によって発見・逮捕される。

保見光成は、発見当時、郷公民館から1キロ離れた山道で、下着姿・裸足で座っていた。

●取り調べ

保見光成は5人の殺害と放火を認めたため、発見翌日7/27午前に山口地方検察庁へ送検された。

そこでの聴取では、犯行後に多量の睡眠薬とロープを持って自宅から山中に入り自殺を図った旨を述べ、被害者・遺族への謝罪の年も述べていた。

●裁判

精神鑑定による責任能力の有無がひとつの焦点になっていた。

この続きは下記記事で掲載しています。

タイトル

『都会から出る人は危険!平成≪八つ墓村≫事件にみる地方移住のリスク』

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まとめ

中高年男のひきこもり問題と同時に、中高年男の実家へUターンしてからの孤独・孤立問題もクローズアップされています。

今回の記事では、親の介護のために都会からUターンした男が引き起こした事件をみることで、いわゆる「8050問題」を別角度からみれるのではないかと試みました。

中高年ひきこもり問題と、

今回の、地方移住によっての近隣からのいじめ問題には、

共通原因があるのではないかと思います。

それは、『孤独・孤立』感ではないでしょうか。

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