スポーツ観戦好きだけど、ラグビーはルールが難しくてチョットね…。
でも周りが「ラグビーワールドカップ2019始まる!」とか騒いでいるから、関心はあるけどね。
という貴方にむけての記事です。
管理人である私は、ラ
グビー盛んな福岡市で中・高を過ごしていましたから、
けっこうラグビーは身近な体育スポーツでした。
県立高校でしたから、
冬の体育授業はラグビーとサッカーが当たり前でしたね。
今は違うようですが。
私はサッカー部員でしたので、専門外ではありますが、
チョイ素人目線で超素人のあなたにラグビーの面白さを解説していきます。
特にラグビー特有のルールを中心に。
ついに9月20日開幕。
日本代表、快心の勝点5を獲得しました。
ナイスゲームでしたね。
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2015年の「南アフリカ戦」まで苦難の時代
こういう戦績でしたからね、2015南アフリカ戦が始まるまでは…。
●2015年南アフリカ戦までのラグビー日本代表のワールドカップ戦績
第一回(1987)優勝ニュージーランド 準優勝フランス
戦績 日本●18―21アメリカ
日本●7-60イングランド
日本●23-42オーストラリア
第2回(1991)優勝オーストラリア 準優勝イングランド
戦績 日本●9-47スコットランド
日本●16-32アイルランド
日本○52-8ジンバブエ
第3回(1995)優勝南アフリカ 準優勝ニュージーランド
戦績 日本●10-57ウェールズ
日本●28-50アイルランド
日本●17-145ニュージーランド
第4回(1999)優勝オーストラリア 準優勝フランス
戦績 日本●9-43サモア
日本●15-64ウェールズ
日本●12-33アルゼンチン
第5回(2003)優勝イングランド 準優勝オーストラリア
戦績 日本●11-32スコットランド
日本●29-51フランス
日本●13-41フィジー
日本●26-39アメリカ
第6回(2007)優勝南アフリカ 準優勝イングランド
戦績日本●11-91オーストラリア
日本●29-35フィジー
日本●13-72ウェールズ
日本△12―12カナダ
第7回(2011)優勝ニュージーランド 準優勝フランス
戦績 日本●21-47フランス
日本●7-83ニュージーランド
日本●18-31トンガ
日本△23-23カナダ
●弱かった日本代表チーム
滅多に勝てなかった、というより30年で一回だけしか勝てなかった日本ラグビーだったんですね。
特に第3回大会のニュージーランド戦100点ゲームの大敗では涙がこぼれましたね。
だからこそ、2015年の南アフリカ戦勝利に感動したんです。
夜中のテレビ放映、「どんだけ負けてんだ?」と思ってテレビをつけると、信じられませんでしたね。
優勝経験がある、優勝候補の一角であった南アフリカに勝つなんて。
人気ラグビー学園ドラマであった『スクールウォーズ』
日本代表が南アフリカ戦に勝った時は、中高年のラグビー関係者・ファンは誰もが『スクールウォーズ』を思い出したのではないでしょうか。
『スクールウォーズ』は、京都の伏見工業高校ラグビー部が初優勝するまでの実際のお話をベースに作られています。岡田奈々が綺麗ですね。
↓TVドラマ『スクールウォーズ』オープニング映像です。
主題歌も大ヒットでしたね。
↓最終回を実際の伏見工業初優勝試合シーンとからめて作成されています。
物語を見たことのない方にはチョット感動が薄いかも。知っている人は感動しますね。イソップとか知っていますか?
出てくるキャラクターの生い立ちや家庭環境などを丁寧に描いて、感情移入してしまうドラマ構成です。最近はこういうドラマ作成見ないですね。やはり3カ月、6か月で終了するやり方だと無理なんでしょうね。そういった点からも貴重なドラマかもしれません。
最初から観た方がいいドラマです。
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★ラグビー、ワンポイント解説
①ポジション
ラグビーは1チーム15人、両チーム30名がグランドを駆け回り、ぶつかり合う競技です。
サッカーとは異なり、FWが守り、バックスが攻撃するというイメージで観戦した方が分かりやすいですね。
キーとなるポジションは野球でもサッカーでも同じで、縦の中心ラインのポジションです。
上のポジション図のとおり、フッカー、ナンバーエイト、スクラムハーフ、スタンドオフ、フルバックが重要ポジションです。
TV観戦していると、上記のポジション名がよく叫ばれます。
特に戦術面で大きな影響を与えるのが、スタンドオフです。
いわゆる司令塔というポジションですね。
ちなみに、前回大会でブレークした五郎丸選手のポジションはフルバックでした。キックを多用するポジションなんですね。
②ラグビールール基本の4原則
- ボールを前に落としたり(ノックオン)、前に投げては(スローフォワード)ダメ
- 倒れた状態で手を使ってはダメ(ノット・リリース・ザ・ボール)
- 危険なプレーはダメ(後ろからとか、首から上へのタックルなど)
- ボールより前でプレーしてはいけない(オフサイド)
TV観戦中によくでる反則ワードです。
③得点ルール
●トライ 5点
●コンバージョンキック(ゴール) 2点・・・・トライ後に、トライ地点での延長線上でゴールポスト中を狙うキック
●PK:ペナルテイキック(ゴール) 3点
●ドロップゴール 3点・・・・インゲーム中に、流れの中で、ボールを地面にワンバウンドさせて弾んだボールをゴールポストに入れるもの。
●認定(ペナルテイ)トライ 7点・・・・デイフェンス側の反則がなければ確実にトライ出来た場面に適用されるもので、コンバージョンなしで7点入る。
④試合時間
前半40分、後半40分
ハーフタイムは15分以下
⑤グラウンド(フィールド)
●グラウンドのラインで重要なのは
10mライン
試合開始直後やトライ後の「キックオフ」時に、ハーフウエイライン上から、このラインを超えるようボールをける必要があります。
これが出来なかったら、ハーフウエイライン真ん中で、相手ボールのスクラムで再スタートです。
22mライン
攻撃側は自陣22mラインよりも手前からボールをタッチラインの外に蹴りだし、陣地を獲得(ピンチを脱出)。
この場合、タッチラインを出た地点から、相手ボールのラインアウトとなります。
タッチライン
フィールド横の長いラインがタッチラインです。
ボールやボールを持った選手がタッチラインを超えたら(出されたら)、ラインアウトで再開です。
2015年南アフリカ戦、最後の10分
南アフリカ戦は、最後の10分間が最大のドラマでした。
特に戦術選択場面で。
南アフリカはワールドカップでは、
オーストラリア・ニュージーランドにしか負けたことのない、
世界ランキング3位のチームでした。
後半32分に、
南アフリカがPKを選択してペナルテイゴールを決めて29-32で南アフリカ3点リード。
そのあと、
終了目前の南アフリカゴールライン見える地点でPKのチャンスを得ました。
同点でゲームを終えるチャンスです。
しかし、日本が選択したのはスクラム。
PKの成功確率が高そうな場所でしたから、
当然ペナルテイゴールで同点狙いと思われていました。
優勝候補相手に同点引き分けでも大金星です。
ミスをしたら、相手ボールになって、
もうチャンスを失ってしまう場面です。
それが、
ホントに選手全員の狙い通り、
ミスなしでボールをつないで、
つないでタッチラインギリギリに逆転のトライを成功させたのでした。
●結局、前回大会の戦績は?
第8回(2015)優勝ニュージーランド 準優勝オーストラリア
日本○34-32南アフリカ
日本●10-45スコットランド
日本○26-5サモア
日本○28-18アメリカ
3勝1敗の好成績でしたが、結局は決勝トーナメントに行けませんでした。
特に第二戦が、休養しきれない中三日での試合でした。
第一戦との出来とは程遠い選手たちの動きでしたね。
「3勝した日本が決勝トーナメントにいけないのはおかしい!」という現地ロンドンの「俄か日本ファン」たちの間で物議を呼んだほどでした。
2019年今大会、予選組で日本はプールA
※「プール」とは「グループ」と同じ意味です
①プールAのチームと世界ランキング
アイルランド(3)
スコットランド(7)
日本(9)
ロシア(20)
サモア(16)
( )内は世界ランキング順位
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②プールA、対戦カードと日程
まずは、決勝リーグに進めるか、ですよね。
開幕9/20金19:45〜 日本vsロシア
9/22 日 16:45〜 アイルランドvsスコットランド
9/24 火 19:15〜 ロシアvsサモア
9/28土 16:15〜 日本vsアイルランド
9/30 月 19:15〜 スコットランドvsサモア
10/3 木 19:15〜 アイルランドvsロシア
10/5土 19:30〜 日本vsサモア
10/9 水 16:15〜 スコットランドvsロシア
10/12 土 19:45〜 アイルランドvsサモア
10/13 日 19:45〜 日本vsスコットランド
まとめ:前回、決勝トーナメントに行けなかったのは?
前回大会、3勝1敗でも予選敗退となってしまいました。
南アフリカ1位、スコットランド2位で日本は3位。勝敗では両チームに並ぶも、トライ優遇のルールによって、日本の最終戦前に予選敗退が決まりました。
予選敗退が決まりましたが、最終戦のアメリカ戦でもモチベーション下がることなく勝ちを収めましたね。
ミスをしないのは勿論ですが、トライ数を高める戦いが求められたのが、前回大会が終わった後の総括でした。
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日本代表も皆これ見てラグビーやっていた!
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