2019ラグビーワールドカップ観戦を、
ルールわからない初心者でも楽しめるように、
という企画記事の第二弾です。
前回の記事ではTV中継でよく出てくるラグビー用語中心に解説しました。
今回もそれに引き続いての用語説明です。
ただし、途中には楽しめる映像も入れていますので、気楽に読み進めて下さいね。
映像は・・・(笑)またかよって言われそう
[アドセンス]
前回大会南アフリカ戦の最後10分のスクラム
2015イングランド大会の南アフリカ戦、最後ロスタイムからの逆転サヨナラトライは直前の相手ペナルテイからの「MY・boll・スクラム」選択からでしたね。
そのスクラム、ラグビーの試合では幾度となく出てきます。
ラグビーと言えば、スクラム!
といっても過言ではありません。
ヤフー画像より引用(南アフリカ戦最後のスクラム)
ゴールライン直前での攻撃側スクラムでは、「スクラム・トライ」というのも見られます。
スクラムトライ:FWが、相手守り側のFWを押し切って、ボールをゴールエリアに運んで行くトライです。
もちろんそれを狙ってのスクラム選択ですが。
[アドセンス]
スクラムって何?(初心者向け説明)
ノックオン(ノッコンて聞こえます)、スローフォワードなどの反則があったときに行われるのがスクラムです。
ホイッスルの鳴った後、男たちが集まって前のめりに低い姿勢で、頭から突き合わせて、押し合っている光景をよく見ます。
この押し合いがスクラムです。
●スクラムのやり方
両チームのフォワード(チームの身体がデカイ人たち)8人ずつが組み合って押し合います。
つまり、全選手30名のうち16名がこのスクラムを組むんですね。
この組んでいる男たちのスクラムの中に、直前のプレーで反則を受けた方のチームがボールを入れます。
そのボールインからがスクラムプレイの始まりです。
両チームのフォワードが押し合って、相手フォワード後退させ、中に入ったボールを自分たち側に寄せようと、ボールを足で掻き寄せていきます。
スクラムの中で、足でボールを転がしたり触っている間は、スクラムプレイは終了しません。
ボールが、拾い上げられたらスクラムは終了です。
反則がなければ、別のプレイに移ってインプレー中になっています。
一般的には、ボールがスクラムから出て、スクラムの斜め後方にパスが回っているはずです。
ボールが拾われる際の、ポイントになる選手は、8番、9番ですね。
[アドセンス]
南アフリカ戦勝利の興奮が蘇ってきました
スポーツ界での、史上最大のジャイアントキリング(大番狂わせ)だったのでは、と世界中を席巻したニュースだったんですよ。
もともとラグビーという競技自体が、番狂わせとは縁遠いボールスポーツと言われているんですね。
過去1回しか勝ったことのない小柄な体型の日本チーム。
それが優勝経験もある優勝候補の一角である南アフリカに勝つとは、選手当事者たちを除いて、思われていなかったのですから。
なぜ、日本代表に外人さんがいっぱいいるの?
①答え:世界ラグビー共通ルール
ラグビーワールドカップでは、その国の国籍は持っていなくても代表資格が得られるんですね。
②代表資格のルールは?
①:本人または両親・祖父母までのいずれかがその国で出生
⇒お爺ちゃんが日本生まれだったら、外国出生や外国育ちでもOK
②:本人がその国に3年以上継続して居住している
⇒外国人技能研修生として来日、満3年経過したらOK
③:①と②を満たしたうえで、
「他国の代表および代表に準ずるチームでの公式戦に出場していない」という条件をクリアしていれば代表メンバーに入れます。
[アドセンス]
この回のまとめ
この第二回目は、初心者向け「スクラム」についてのお話でした。
スクラムの起点になるのは、ノックオンやスローフォワードなどの反則です。この二つの反則については前回の記事で述べています。
前回の記事はこちらです。
『初めてのラグビーワールドカップ2019初心者企画①観て楽しいの?』
「スクラム」は決して派手さはないものの、ラグビーの本質が詰まっているプレイです。
8人の大きな男たちが顔を伏せて相手フォワードを押していき、一つのボールを後方の味方につなげる。こういうプレイに私は胸が熱くなりますね。
このスクラムも、技術次第では、相手フォワードより重量が軽くても押し切れる可能性があるんですよ。
前回大会の日本がそうでした。
軽量チームといってもいい日本代表が、南アフリカ戦ではスクラムプレイで勝っていました。
この「スクラム」、今大会も日本代表がどのようにプレイするのか、ひとつの観戦ポイントですね。
この次の記事はこちらです。
ラインアウトもラグビー特有で、よく見られるプレーです。
初めてのラグビーワールドカップ2019初心者企画③ラインアウト?
[アドセンス]