初めてのラグビーワールドカップ2019初心者企画⑤モールとラック

目次

『モール』と『ラック』

素人目には『モール』も『ラック』も同じような集団プレーにしか見えないんだけど…という声が聞こえてきそうです。

『モール』も『ラック』もラグビー特有のプレーで、これにわかりにくいと言われる『オフサイド』が出てきます。

つまり、『モール』と『ラック』を知ることで、ラグビールールのほとんどを理解できると思われます。

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①『モール』とは?

『モール』と『ラック』の違いは簡単に言うと、「ボールを保持しているか」になります。

ルールブックには、

双方の1人または2人以上のプレイヤーが、立ったまま、身体を密着させて、ボールを所持しているプレイヤーの周囲に密集することによって形成される

ということです。

例えば、ボールを持っている選手に対して相手チームの選手がタックルを仕掛けて捕まえます。

しかし、ボール保持者が倒れない場合、この取っ組み合いにボール保持者側の選手が応援にかけつけ、この2人に組み合います。

合計3人以上の集団になると『モール』です。

②『モール』の特徴

『モール』では、ボールを持っている選手が立っているので、モールを組んだ状態で移動することが可能です。

そのままトライ、ということもよくあります。

『モール』を組んだ状態で移動することを『ドライビングモール』と呼び、戦術のひとつです。

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③『ラック』とは?

ルールブックでは、

ボールが地面にあって、双方の1人または2人以上のプレイヤーが立ったまま身体を密着させて、ボールの周囲に密集することで形成される

ということです。

例えば、ボールを持っている選手が、相手チームのタックルを受けてボールを地面に置いて手放します。

この「ボールが地面にある状態」で、ボールの周囲で両チームそれぞれ1名以上が立った状態で、ボールを自分のチームの方に導いたり、相手から遠ざけようとする行動や状態。これを『ラック』と言います。

『スクラム』はセットプレーで審判のホイッスルでがっちり組み合いますが、『ラック』は自然発生的に断った状態でもみ合いになることを指します。

『ラック』が形成されるとボールは『スクラム』と同じ様に、足を使ってボールをかき出します。

④『ラック』の特徴

『ラック』はタックルの後に組まれることがほとんどです。

ボールは地面にあるので、組み合った選手は、『スクラム』のようにボールを外に出そうとします。そのため、選手たち自身の移動は少なくなります。

『ラック』からボールが出ればパスをまわす「展開」となり、ボールがなかなか出ないこう着状態が続くと、『スクラム』にするよう審判が指示します。

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『オフサイド』とは?

『モール』と『ラック』の共通点は、『オフサイド』です。

●ラグビーの『オフサイド』とは?

・プレーに参加できる?(オンサイドプレーヤー)

・プレーに参加できない?(オフサイドプレーヤー)

の略で、オフサイドプレイヤーがラグビーのそれぞれの集団プレーに参加しようとすると、反則になるというものです。

『モール』や『ラック』は各チーム10人ずつ位で組まれる時もあります。

この時に『モール』や『ラック』に参加する場合は、どちらも最後尾からつかなければいけません。そういうルールになっています。

なぜなら、オフサイドラインが、『モール』や『ラック』に参加している最後方の味方選手の足の部分が境界になっているからです。

スクラムハーフというポジションの選手がここへ入れという指示をする場面もよくあります。

少しずれた斜め後方からの加入は、オフサイドとみなされ反則なります。

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まとめ

『モール』と『ラック』の違いがわかっても、実際にテレビで観ていて、自ら気がつくことはそうそうありません。それだけ分かり辛いんですね。

しかし、このルールを知っていれば、テレビで審判がホイッスルしてプレーを中断した際なんかはすぐにわかりますよ。

そして、『オフサイド』は戦局を変える反則でもあり、またよく発生する反則でもあります。

『モール』『ラック』『オフサイド』、これらを何となくでもわかって観れば、ラグビー観戦に奥行きが出てきて、より楽しめるようになると思いますね。

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付録:2019ラグビーWC日本代表メンバー

毎日新聞記事

負傷している福岡選手が初戦には間に合いませんでした。しかし、同ポジションのレメキ選手がいい働きをしていましたね。

主力メンバーが、全ての試合に出れるとは限りませんし、予選だけでも4試合。中7日程度で試合していきますから、二戦目以降に出場する事も十分あり得ます。

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①初戦の対ロシア戦メンバー

毎日新聞記事

対ロシア戦のポイントは、確実に勝利をあげることが出来るかということと、負傷しないことですね。

荒っぽいプレーを得意とする巨漢&パワフルなロシア代表チームとの対戦は「怪我をしないこと」も重要になってきます。

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②対ロシア戦結果!

30対10で、ボーナスポイントも得て勝点5を獲得。

見事な試合でした。

次戦は、優勝候補でもある世界ランク1位のアイルランド!

頑張って応援しましょう。

前回の記事はこちらですね。

『タックル』についての解説です。

そして、実話に基づいたラグビー映画最高傑作と呼ばれる『インビクタス/負けざる者たち』についての解説記事です。

初めてのラグビーワールドカップ2019初心者企画④タックルって?

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